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北海道 初雪2026 いつから? 暖冬予想の理由と今やるべき冬支度リスト

2026年10月24日更新 | 北海道情報・季節 | 執筆:かめきち

北海道に今季初の雪が来ました。10月22日、稚内と旭川で今季全国初の初雪を観測(旭川は平年より3日遅く、昨年より2日遅い)。そして気象庁は今冬を「過去最大級のエルニーニョ現象の影響で暖冬傾向」と予想しています。暖冬なら何もしなくていいのか? ——違います。むしろ「油断していると痛い目を見る」のが、暖冬のカラクリ。道外在住の方に向けて、初雪データと本格的な冬支度チェックリストを整理します。

北海道 初雪2026 暖冬予想 エルニーニョで何が変わる 冬支度チェックリストのサムネイル画像
初雪は観測された。この先どうなる? ——答えは「暖かいが油断大敵」

初雪2026 北海道各地の観測状況と平年値

今季の初雪観測は、道北から始まりました。

地点2026年初雪平年比備考
稚内10月20日1日遅い今季全国初
旭川10月22日3日遅い2日後に観測・今季2番目の早さ
札幌(平年値)—平年10月28日例年は10月下旬に観測

出典:気象庁札幌管区気象台「雪・積雪の初日・終日」とWeathernews報道。22日の雪は積もっても融けやすく、23日の札幌は17℃まで上がる予報——「降った日が初雪」で「冬が始まった」ではないのが北海道の初雪の難しさです。

本当に意味のある「冬の本番」は、根雪(長期積雪)の始まりです。雪が降っても消える「初雪」と違い、根雪になると本格的な冬装備が要ります。道内の平年値では11月下旬〜12月上旬に始まり、地域によっては翌年4月頃まで続く。

北海道の街に初雪が降った様子
10月22日、道北で今季初雪(写真はイメージ)

今冬(2026-27)は暖冬予想 エルニーニョの影響

気象庁が9月18日発表した寒候期予報と、その後のエルニーニョ監視速報によると

  1. エルニーニョ現象が「過去最大の強さ」で冬まで続く見込み(確率100%)
  2. 12月〜2月の平均気温は全国的に平年より高い(暖冬傾向)
  3. 日本海側の降雪量は平年並みか少ない見込み
  4. 太平洋側は「冬晴れ」が少なく、曇天・雨の日が増える可能性

tenki.jp気象予報士の解説によれば、エルニーニョ現象が強いほど、日本上空への寒気の流入が弱まるため「冬型の気圧配置」が立てづらくなり、暖冬・少雪になりやすいというメカニズムです。

とはいえ、これは「12〜2月の平均」の話。暖冬の年でも、短期間の強い寒波や局所的な大雪は普通に起こります。ここが一番の油断ポイントです。

暖冬でも注意すべき「局所大雪」の正体

暖冬予想が必ずしも「雪が少ない」に直結しない理由は3つあります。

暖冬でも起きる現象なぜ起きるか
一時的な強い寒波暖冬でも上空への寒気の「塊」は数日単位で来る。過去の暖冬でも記録的降雪があった
局地的な大雪日本海側の雪雲が「集中して」降る年がある。降雪量が「平均で少ない」ことと「局所的に多い」は両立する
南岸低気圧の通過平年雪の少ない太平洋側・道南で、低気圧による雪が降る可能性

さらに厄介なのが「暖冬」の副作用的な部分です。暖かい時期が続くと、いざ寒波が来たときの寒暖差が大きくなる(tenki.jp解説)。体調管理・凍結対策・水道管の被害など、準備不足だと体感リスクが上がります。特に電気工事の現場では「いきなり氷点下」の朝は事故が増えるので、毎年11月から防寒装備をフルに変えるのが私のルールです。

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冬支度チェックリスト(電気工事士が実践する順番)

道外の読者にも役立つよう、「11月中にやること」を優先順でまとめました。北海道で働く筆者が毎年実際にやっている順番です。

家・暮らし編

  1. 水道管の保温・蛇口の凍結対策(外まわりの配管に保温材・屋外栓の排水)
  2. 暖房器具の試し運転(フィルター清掃・給油・排気チェック)※初雪の後より早めが鉄則
  3. ストーブ・ファンヒーターの換気確認(不完全燃焼は一酸化炭素の危険)
  4. タイヤ交換・ワイパーを冬用へ(スタッドレスは11月上旬が目安。11月の滑落事故は多い)
  5. 除雪道具・融雪剤の点検(スコップの柄の折れ・燃料・オイル交換)
  6. 非常用品の備蓄(停電時の照明・カイロ・水。豪雪で動けなくなる日がある)

車・通勤編(道外から来る方向け)

  1. スタッドレスへの交換は「初雪の前」が基本(10月中が理想)
  2. ジャッキ・牽引ロープ・スコップをトランクに常備
  3. バッテリー点検(寒冷地ではバッテリー上がりが最多トラブル)
  4. 凍結路面のブレーキは「早め・ゆっくり・滑ってから慌てない」

仕事・事業編(自営業の方へ)

私も現場仕事なので書きますが、冬は「見積もり」「受注」も寒さに左右されます。外構・外回り工事は12月以降、前年比で減るのが普通。その分、年内の受注を前に確保する計画が経営の要になります。資金繰りや融資の知識は、倒産・資金調達のまとめ記事で整理しています。冬は「現場が減る時期=申請や準備が進む時期」と捉えると得られます。

除雪スコップなど冬支度の道具
除雪道具の点検は11月中に(写真はイメージ)

よくある質問

Q北海道の初雪2026はいつ?
A稚内が10月20日(今季全国初)、旭川が10月22日。旭川は平年より3日遅い観測でした。札幌の平年値は10月28日です。
Q今冬(2026-27年)は寒い? 暖冬?
A気象庁は12〜2月を全国的に暖冬傾向と予想。ただし一時的な寒波・局所大雪の可能性は残ります。
Q北海道の根雪はいつから?
A平年は11月下旬〜12月上旬。地域差が大きく、日本海側山沿いでは早く、内陸では遅い傾向です。
Qスタッドレス交換はいつ?
A北海道では10月中〜11月上旬が目安。「初雪を待つ」のは遅いです。降った翌朝のスリップ事故が多発します。

まとめ 暖冬の「平均」に、個別の備えは負けない

初雪は観測された。今冬はエルニーニョの影響で暖冬傾向。降雪量は平年並みか少ない——数字の並びだけ見れば「楽な冬」です。しかし、平均が暖かい年こそ「いざ寒波」の時の被害が大きいのが北海道の実感値です。

11月中に済ませておきたいのは、暖房器具の点検、水道管の保温、スタッドレス、非常品。これらは「降る前に」こそ意味があります。そして道外の方に一番伝えたいのは、「初雪=冬の始まり」ではないということ。雪が残り始める根雪からが本番です。

北海道の冬は、準備した分だけ快適になり、手を抜いた分だけ痛い目を見る。今年の冬も、数字と実感の両方を大事に、しっかり冬支度をしていきましょう。

参考・出典

本記事は2026年10月24日時点の気象庁・民間気象予報の公表情報に基づいて作成しています。長期予報は更新により変わる可能性があります。記事内のリンクにはアフィリエイト(PR)を含みます。