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【2026年春】北海道ヒグマ注意報!危険エリアと最新予防策

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2026年春の北海道でヒグマが森の縁に立つイラスト。熊鈴・熊撃退スプレー・注意看板を手前に配置し、ヒグマ出没への備えを視覚的に表現

冬眠明けのヒグマが本格始動。山菜採り・登山シーズンの今、あなたの「備え」は最新か?

4〜5月は「春のヒグマ注意特別期間」

北海道は4月1日〜5月31日を「春のヒグマ注意特別期間」に設定している。2026年は4月2日時点で、道内の警察に寄せられたクマ関連の通報がすでに79件。そのうち43件が3月に集中しており、冬眠明けのヒグマが一気に動き出している(HBC報道 2026年4月3日)。

昨年2025年のクマ通報件数は年間5,260件で、過去最多の記録を大幅に塗り替えた(UHB報道)。今年も高い水準で推移する可能性が高く、油断は禁物だ。

出没が多い「要注意エリア」

2026年4月23日時点のクママップ(kumamap.com)データでは、道内の累計出没記録は12,623件。直近30日で86件、直近7日でも15件と途切れない。

エリア最近の状況
札幌市(南区・西区・中央区 山沿い)4月14日〜19日に複数件の目撃。2019〜2020年の合同調査で市街地約4km圏内の山林に少なくとも33頭の生息が確認済み(北海道新聞)
上川管内(旭川市・比布町・和寒町)4月23日に比布町で目撃。和寒町は30日間で10件と突出
道東(根室市・別海町)3月末からヒグマの道路上目撃が相次ぐ。根室市では4月8日にも目撃
知床周辺3月6日に知床自然センター付近で冬季以降初の足跡を確認
オホーツク(紋別市)4月23日、国道273号で親子グマ3頭(親1+子2)が目撃

道内を出張で飛び回っていると、正直どこで遭ってもおかしくないのがリアルな肌感覚だ。

なぜ減らない? 背景にある数字

北海道が2026年3月30日に開いた専門家会議では、道内のヒグマ推定個体数が2023年末時点で約11,661頭と報告された(NHK北海道)。統計開始(1991年)以来、初の前年比減少となったが、道の管理目標(約8,200頭)とはまだ大きな開きがある。

政府が2026年3月に策定した「クマ被害対策ロードマップ」では、2034年度までに計12,540頭を捕獲し、個体数を約3割減の8,200頭まで抑える目標を掲げた。2025年度の捕獲数は1月末の速報値で2,013頭と過去最多を記録している(UHB報道)。

一方、2025年には札幌市で複数か所にヒグマが同時出没する「大量出没」が初めて発生(NHK北海道)。人間を恐れない「新世代クマ」の存在も指摘されており、数を減らすだけでは解決しない課題が浮き彫りになっている。

なお、2025年8月には知床・羅臼岳の登山道で登山者がヒグマに襲われ死亡する痛ましい事故も起きた。山は彼らの領域だという意識を改めて持ちたい。

今すぐやるべきヒグマ予防5か条

1. 音を出して存在を知らせる 

熊鈴・ラジオ・声出しなど、継続的に音を発するのが基本。単独行動時は特に必須。

2. クマスプレーを携帯する 

射程5〜10m。最後の防衛手段だが、持っているだけでは意味がない。事前に噴射手順を確認しておこう。

3. 早朝・夕方の山林行動を避ける 

ヒグマは薄暮性。活動が活発な早朝と夕方は、河川敷や山際の散歩・ジョギングも注意が必要。

4. ゴミ・食べ残しを絶対に放置しない 

ヒグマを人里に誘引する最大要因。札幌市では「ヒグマに開けられないゴミ置き場」の設置も始まった(NHK北海道 2026年3月30日)。キャンプ場でも徹底を。

5. 出没情報を毎日チェックしてから行動する 

ひぐまっぷ(higumap.info)」や各自治体の公式サイトで当日の目撃情報を確認。入山前のひと手間が命を守る。

おすすめヒグマ対策グッズ

熊撃退スプレー

「お守り」ではなく「実戦装備」として必携。噴射距離と有効成分(カプサイシン濃度)で選ぼう。

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熊鈴

遠くまで響く真鍮製がおすすめ。消音機能付きなら街中で音を止められて便利。

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もし遭遇したら ― 距離別の対処法

知床財団の推奨をベースにした対処の目安はこうだ。

遠い(100m以上): 静かにその場を離れる。絶対に走らない。

中距離(50〜100m): 穏やかに声を出しながら、視線を外さずゆっくり後退する。

近い(50m以内・クマが接近中): 倒木や石の上に立って体を大きく見せる。逃げ切れないと判断したらクマスプレーを構え、7〜8mまで引きつけて噴射。

やってはいけないこと: 背中を見せて走る。食べ物を投げて気を引く(学習してしまう)。

まとめ ―「まさか」は、もう通用しない

札幌の住宅街でも、知床の登山道でも、出張先の国道沿いでも。2026年春、ヒグマはすでに動いている。

山菜採り、釣り、登山、キャンプ、そして仕事の現場――北海道の春を生きるすべての人へ。

情報・装備・心構え。この3つを揃えてから、外に出よう。


※本記事のデータは2026年4月23日時点の各公式ソースに基づきます。出没状況は日々変わるため、最新情報は 北海道庁ヒグマ情報ひぐまっぷ・各自治体の公式サイトをご確認ください。